本物の米と、本物の仲間に出会う場所 津田憲(あきら)
- 名前
- 津田憲(あきら)
- 会社名
- 弥兵衛ファーム 百姓つだ屋
- キャッチコピー
- 味も、繋がりも、本物を
- 一言
- ケミカルフリーで育てた本物の米。
そしてそこに集う、同じ景色を見たい仲間たち。
弥兵衛ファームには、その両方があります。
本物の一膳が、あなたの「お米の記憶」を書き換える
「美味しいお米」に、まだ出会えていないかもしれません
スーパーで買うお米も、悪くはない。
でも、肉料理の後に「おまけ」のように口に運ぶだけになっていませんか。
日本人でありながら、実は本物のお米のポテンシャルを知らないまま過ごしている人は、少なくありません。
「お米ってこういうものだよね」という思い込みは、一度、本物の一口で覆されます。


生き物の力を借りて育つ、ケミカルフリーな米づくり
弥兵衛ファームが目指すのは、農薬・科学肥料に頼らない「ケミカルフリー」な田んぼです。
収穫後は乾燥機を使わず、稲を茎につけたまま天日で干す「天日干し」にこだわります。
太陽の光と、茎から流れ込むエネルギーが、米の味を決める。
科学的な証明はなくとも、14年間この田んぼに向き合ってきた実感です。
田んぼには畑よりもずっと多くの生き物が棲んでいます。
その命たちの力を借りて、お米はできあがる。
だからこそ、ただ「美味しい」だけでは言い表せない何かが、この一膳には宿っています。
肉をたくさん食べたあとでも、最後まで美味しく食べきれるご飯。
それが、弥兵衛ファームのお米です。


「誰が作ったか」まで届けたい、コミュニティとしての米づくり
弥兵衛ファームは、10人ほどの仲間で運営する小さなコミュニティです。
同じ価値観を持つ仲間たちと田んぼを耕し、そこで生まれるお米を、友人から友人へと手渡しでつないでいます。
選ばれる理由は「美味しいから」だけではありません。
「弥兵衛ファームで、あの人たちが作ったお米だから」という信頼が、選ばれる決め手になっています。
遊びに来てくれた方が、田んぼの空気に触れて元気をもらって帰っていく。
都会の喧騒を離れ、ほんの少し癒される時間を過ごしていく。
そんな場を、これからも大切に育てていきたいと考えています。
弥兵衛ファームのイベント募集の様子↓



この一膳から、あなたと繋がる仲間へ届けたいこと
- 農薬・科学肥料を使わない、ケミカルフリーな田んぼで育った本物の米の味を知ってもらえる
- 太陽と生き物の力が宿った一膳を通じて、お米への向き合い方が変わる体験ができる
- 弥兵衛ファームという小さなコミュニティに触れ、都会を離れたひとときの安らぎと、人との繋がりを得られる
土地もないまま会社を辞めた男が、田んぼで見つけたもの
漠然とした違和感を抱えたまま、社会人になった
高校生の頃から、どこか言葉にできないもやもやを抱えていました。
この世界の仕組みは、本当にこれでいいのだろうかという、うまく説明できない違和感です。
それでもその感覚に名前をつけられないまま、社会人になり、サラリーマンとして働く日々が続きました。
何かが違う、そう感じながらも、日常はただ流れていきました。

一冊の本が、心の奥にあった答えと繋がった
転機は、2012年でした。
養老孟司さんと、実際にお米を作る農家さんとの対談本を読んだのです。
農薬や肥料に頼らなくても、お米は作れる。
その一言に触れた瞬間、高校生の頃からずっと抱えていたもやもやが、すっと形になりました。
これだったんだ、と気づいたのです。
やれるならやってみたい。
そう思った勢いのまま、19年勤務してきた会社を辞めました。
土地の当てすら、まだありませんでした。
「土地が余っているらしい」という噂だけを頼りに退職を決め、何ヶ月か経ってから、準備を整えてから辞めるべきだったと気づき、しばらく呆然としたこともあります。





都会に疲れた仲間との出会いが、居場所になった
そんな自分を受け止めてくれたのが、山梨の農業塾でした。
そこに集まっていたのは、農家の跡取りたちではありません。
東京でのサラリーマン仕事に疲れ果て、噂を聞きつけてやってきた人たちでした。
同じような人生経験を重ね、同じような未来を思い描く仲間たちと、共に学び、田んぼを持つようになりました。
それが、弥兵衛ファームの始まりです。


米づくりのために生まれた体づくり その「体操」を広める
体づくりの面でも、同じような道のりがありました。
機械を買うお金もなく、体ひとつで農業をするしかない現実に直面したとき、これまでの筋トレで鍛えた体では通用しないと痛感しました。
筋肉に注目が集まりやすい中、学んでいくうちに、「骨」に注目する、そんな技術的な体の使い方にたどり着いたとき、田んぼでの動きが確かに変わっていきました。
その変化を見ていた友人から「それを教えてみたらどうか」と声をかけられたことが、今の体操ワークショップを始める
きっかけになりました。
この体操は子どもからお年寄りまで、どんな方にも実践いただけます
せっかくいい体操に出会えたのに、正直、自分一人では「広める」という視点がなかったかもしれない。
でも、これも仲間がいたからこそ、仲間の声があったからこそ、形にすることができました。

弥兵衛ファームのような場所が、日本を変えていく
今、思い描いているのは、弥兵衛ファームのようなコミュニティが、日本中に500件あれば、日本を救えるのではないかという未来です。
無農薬の田んぼが増えることそのものより、そこに集まる人たちの考え方や、生まれる繋がりこそが、社会を少しずつ変えていくと信じています。
もやもやを抱えていたあの高校生の自分に、今なら伝えられることがあります。
その違和感は、間違いではなかった。
田んぼの中で、仲間と共に、それを一つずつ形にしていけばいい。
これからも、本物のお米と、体を大切に使う知恵を届けながら、同じ景色を見たいと思える仲間を、一人ずつ増やしていきたいと思っています。



一度でいいから、その一口を食べてみてほしい
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、あなたに直接伝えたいことがあります。
もしかしたら、
「日本人のほとんどがまだ、本物に美味しいお米を食べたことがないのかもしれないと思っていて、是非あの食べて本物のお米のポテンシャルを知ってほしい」
そして、体の使い方を伝える活動についても、同じ想いを込めてこう語っています。
「どちらも一度でもいいので体験してもらえると、新しい世界が垣間見えるのではないでしょうか」
頭で理解するより先に、体で、舌で感じてほしい。
そのために言葉を尽くすより、まずは一度、来てみてほしい。
それが、私が繰り返し伝えてきたことです。
「肉をいっぱい食った後でも食べれるご飯だね」と言われた、その一膳。
「活力が上がった」と話してくれた、その体験。
それを、今度はあなた自身の言葉で語ってもらえたら、これほど嬉しいことはありません。
私たち人間の体は食べたものでできている。
その食べるものはたくさんの命や自然(微生物、昆虫、山、雨・・)から生まれています。
そのエネルギーそのものをお米を口にすることで体感してください。
まずは、私たち弥兵衛ファームで大切に育てた田んぼで、大切に育てたエネルギーいっぱいの「本物ののお米」を口にしてみてください。

これから育てていきたい、三つの未来
弥兵衛ファームの歩みは、まだ道半ばです。
今、私が思い描いている未来を、少しだけ先取りしてお伝えします。
自家栽培の大豆から生まれる、味噌と醤油を皆さんの食卓へ
弥兵衛ファームでは、田んぼだけでなく、大豆も自分たちで育てています。
その大豆を使って、すでに自分たちの分として味噌や醤油を仕込んでいます。
味は、もう出来上がっています。
あとは、販売のための許可を取得すること。
保健所の許可を得て、この味噌と醤油を皆さんにお届けできるようになる日を、心待ちにしています。
自分たちの田んぼと畑から生まれた調味料が、いつか食卓に並ぶ。
その日が来るまで、応援しながら待っていただけたら嬉しいです。



毎年10月頃、その年の新しいお米に出会える喜びを
弥兵衛ファームのお米は、毎年10月頃から、その年に収穫されたものを購入していただけるようになります。
一年に一度しか出会えない、その年だけの味です。
数には限りがあるからこそ、毎年この時期を心待ちにしてくれる人を増やしていきたいと思っています。
「今年もあの田んぼの米が届く季節が来た」と、楽しみに思ってもらえる存在を目指しています。



体操を、教える場から、居場所へ
体操ワークショップは、これまで月に一回のペースで続けてきました。
けれど私が本当に届けたいのは、体の使い方だけではありません。
田んぼでの体力づくりから生まれたこの体操を、もっと多くの人に伝えながら、単に技術を教える場ではなく、月に一回以上、人が自然と集まり、安心して過ごせる居場所へと育てていきたい。
それが、これからの展望です。
体も、心も、繋がりも。
一つひとつの取り組みが実を結んでいく過程を、これからも一緒に見守り、応援していただけたら嬉しいです。